社長挨拶
私どもグループでは二つの問題解決を標榜し、経営をおこなっております。
ここで対象となる問題の一つは、保険や証券(個人資産運用)分野で顧客利益を第一に考えたサービス・営業が行われにくいという現実です。
自社商品の利点を強調する営業戦略・営業手法が定着し、これが日本の業界スタンダードとなっている構造に問題があるのです。
解決のキーワードはインディペンデンス(独立)です。私どもがメーカー(保険会社・証券会社)から独立した企業体となることにより、 メーカーの意向に左右されることなく顧客の代理人として商品・会社を選択することが可能となります。
もう一つの問題は、営業社員の低い定着率に集約されます。保険会社に限って言えば、「増収増益=大量採用・大量脱落」という構図が成り立ちます。
営業社員の能力の有無を問わず、大量に採用することで一時的に新契約が増加するという、この採用戦力もまたジャパン・スタンダードとして定着しています。
一方で、能力の低い営業社員は早晩退職に追い込まれ、会社はまた採用を繰り返すというネガティブ・スパイラルが続きます。
結果として、この業界はそうした営業社員の努力の上に成り立つと言っても過言ではありません。
解決のキーワードは、プロスペクティブ・カスタマー(見込み客)です。
既存の保険会社・生保代理店は見込み客を社員が集める構造を持っています。外資、国内社を問わず、
多くの営業マンがここに限界を感じ、場合によっては退職に至るケースもあります。私どものグループでは、この見込み客を企業が組織力で開拓し、
営業社員と共有していきます。これが優秀な社員を集める唯一の方法であり、また営業力だけでなく、
専門知識、人格等すべてにおいて優秀な社員のみが顧客の本当の利益を作り出すことができます。
そして、それ自体が誇りある仕事として営業社員のプライドを作り出し、さらなる優秀な社員が集まる理想的なポジティブ・スパイラルとなります。
私どもRMLグループは、保険・資産運用の分野において、顧客利益と営業社員の成しえなかったビジネスを、必ずや構築いたす所存でございます。
代表取締役社長 清水 英孝